皆様の全身の健康のために
皆様は歯を失ってしまう原因の第一位が歯周病だということをご存知でしょうか?
歯周病は気がつかないうちに進行してしまい、全身の健康にも関わる恐ろしい病気です。
健康に欠かせない、大切な「歯」を治すだけではなく守るお手伝いを当院では行っています。
日本人は予防意識が低い?
グラフを見ていただくと分かるように、日本では歯のメインテナンスを受けている人が少ないのが現状です。
皆様は「歯が痛くなってからいく」「むし歯は全部治療が終わった」などの理由で歯医者さんに行かなくなっていませんか?
定期検診が医療費の節約になる?!
定期検診を行った方が良いのはわかっているけど、お金がかかるからなかなか…と思っている方は多いのではないでしょうか?
なんと、きちんと定期検診をしている人としていなかった人を比べると、将来的に約17.7万円もの差ができ医療費が抑えられるという調査結果が出ています!
むし歯や歯周病の早期発見・早期治療に繋がる
年に2.3回ほどの定期検診を受けた際にむし歯や歯周病が早期発見できれば、痛みを伴う治療を行わずに済む可能性や、治療回数も少なく済む可能性が高いです!
定期検診で歯医者さんに慣れることができる
小さいお子様も、大人の方も歯医者という場所に苦手意識がある方は多いと思います。
ですが、定期的に検診に通っていただくことで歯に対する意識の変化・先生とお話しにくるなど少しでも楽しんでご来院いただけることを心がけています。
お口の健康は全身の健康にも繋がります!
- 脳卒中
- 歯周病菌が動脈壁に達することで動脈硬化の原因になり、血栓ができます。その血栓が脳の血管で詰まることで脳卒中が引き起こされます。
- 肺炎
- 唾液や食べ物とともに歯周病菌が体内に入り込み、気管や肺にも影響を与えることで肺炎を引き起こします。
- 心臓病
- 歯周病菌が「弁」というところに到達すると、「細菌性心内膜症」が引き起こされ、心臓発作を起こすリスクが通常の2.8倍になるといわれています。
- 糖尿病
- 歯周病菌が出す毒素がインスリンの正常な働きを妨げてしまいます。そのため通常の約2倍、糖尿病にかかりやすくなるといわれています。
- 低体重児
出産・早産
- 歯周病菌によって起こった炎症が胎児の成長に影響し、低体重児の出産や早産を引き起こす可能性が通常の約7倍になるといわれています。
歯周病は歯を失うだけではなく、上記のように様々な病気との関連性が報告されております。
歯肉の血管から歯周病菌と毒素が全身に回り病気を引き起こすといわれており、お口のことだけではなく全身の健康を管理するという意味で近年、予防歯科はとても重要視されています。
残存歯と認知症の関連性?!
「物を噛む」この行為で脳は刺激をうけます!
歯の役割は物を噛むことだけではなく、脳を刺激させる機能も兼ね備えていることが分かっています。
歯と歯を噛み合わせたときの刺激が脳に伝わり、脳の感覚や運動・歯垢や意欲を司る部分の活性化に効果があります。
歯が無くなってしまうと、噛むという行為ができないので脳に刺激を与えることもできません。そうすると、脳の働きに影響を与えてしまうことが判明しています。
歯科医院で行うプロケアとご自宅で行うセルフケア
歯科医院で行うプロフェッショナルケア
位相差顕微鏡で細菌の観察
患者様お一人おひとりのお口の「細菌」を位相差顕微鏡で観察することで、細菌の種類、活動性、歯周病の進行度合いを推察することが可能です。
フッ素塗布で歯質を強化!
フッ素は、再石灰化を促し歯の表面を酸に溶けにくい性質に強化する働きがあります。特に生えたての乳歯は軟らかいので歯質強化は必須です!
PTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)
PTCの流れ
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1歯石・歯垢除去
専用の器具を用いて歯垢や歯石を徹底的に除去します。
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2研磨
専用のブラシとフッ化物の入ったペーストで1本1本磨き、着色を落とします。
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3歯面コーティング材
塗布歯の表面にある小さな傷や初期むし歯を修復する歯面コーティング材を仕上げに塗布します。
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4ホームケア
アドバイスどうすればむし歯を予防できるのか、正しい歯磨き方法などをご指導いたします。
自宅で行うセルフケア
ご自宅では、歯科医院で教わった歯磨き方法できちんと毎日歯磨きをしていただきます。
必要な方にはデンタルフロスや歯間ブラシの方法もお伝えさせていただきますので、一緒にご自身の歯を守っていましょう!
むし歯や歯周病があれば治すのはもちろんですが、その後の歯を守るお手伝いをけやき歯科クリニック 鴻巣駅前では行っています!