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予防が大事ですよ!

こんにちは、けやき歯科スタッフの松本です。
またしても新型コロナウイルスに罹患される方が増加してきましたね。暑さが一層厳しくなる時期にマスク生活は辛いです💦
そして新型コロナウイルスよりも身近で流行しているのが手足口病です。私の甥っ子も先日かかりました…。
今回は口に症状が現れる感染症について簡単にまとめてみました❗️

手足口病はコクサッキーウイルスによる感染症で、手のひらや足の甲や裏、口の中に2〜3㎜ほどの小さな発疹ができるのが特徴です。高熱が出るイメージがありますが、実際に発熱するのは3人に1人くらいの割合で、発熱も38℃未満で済むことが多いです。4歳以下の幼児が集まる場所(保育園や幼稚園)で集団感染することがあります。口の中の発疹が潰れて口内炎になることもあり、これが痛くて食事が摂れないと受診される方もいます。
治療は対症療法(うがい、消炎鎮痛薬)のみで、ほとんどの場合自然に治ります。

同じように口に現れる感染症にヘルパンギーナがあります。
こちらもコクサッキーウイルスによる感染症で、これからの季節子どもに多く流行します。手足口病と違う点は、口の奥(喉に近い辺り)に1〜5㎜ほどの小さな水疱ができて、39℃以上の発熱が出ることです。この水疱は破れると強い痛みを引き起こし、飲食ができなくなることがあります。脱水症状に陥ることもあるため注意が必要です。
治療は対症療法(うがい、消炎鎮痛薬)のみで、7日以内に治るとされています。

どちらも唾液による感染なので、患者が口をつけた食器を使用しない、手洗い・うがいを徹底するといった対策を行ってください。

お子さんも大人も楽しい夏を過ごせるよう、今年も感染対策を頑張りましょうね❗️

  

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